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試験別の対策法(論文式試験)

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ここでは論文式試験(二次試験)に対する対策法を説明いたします。


論文式試験の解答方法

予備校が実施している模試や答練を受け、数多くの問題に当たっておくのが良いでしょう。

自分で勉強する場合、実際に答案全文を書くのではなく、答案構成の練習のみをして答え合わせをします。そうすれば数多くの問題にあたることができます。但し、たまには全文を記載する練習を行ない、筆力が落ちないようにしておきましょう。

(1)まず、問題の題意をしっかり把握することが大切です。
問題文に下線を引いたり、略図を記載したりして、事実関係を整理します。マーカーペンは使用できないため、色つきの芯を入れたシャーペンを用いると、ビジュアル的に整理しやすくなります。

(2)次に、解答の構成を行ないます。この構成を書くところが最も重要です。
書くべきことのキーワード、条文を書き、記載すべき事項の漏れがないようにします。各人の答案を書くスピードにもよりますが、構成作成に1問につき、10分から15分を要しても良いでしょう。答案を実際に書き出してからは、一気に書きます。答案を書きながら深く考えてはいけません。
最初に2問まとめて構成しても良いし、1問解答し終わるごとに構成しても良いでしょう。私は、最初に2問まとめて構成するという作戦をとっていました。
理由は、2問まとめて構成すると、1問目と2問目どちらの方が時間を要するかがわかり、2問目の途中で時間切れ等にならないよう1問目を解く時間を調整することができるからです。

(3)最後に回答の見直しを行ないます。条文番号が忘れずに記載されているか確認します。
解答の最後に「以上」と記載していることも確認します。


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