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勉強する内容

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弁理士試験で勉強する内容を説明いたします。


産業財産権法

弁理士試験の全ての受験生が、産業財産権法と呼ばれる「特許法、実用新案法、意匠法、商標法」の四法に加え、「条約、著作権法、不正競争防止法」を勉強しなくてはなりません。

ちなみに、以前は産業財産権法を「工業所有権四法」と呼んでいました。また、「知的財産権」という言葉もよく使われますが、これは種苗法による育成者権などを含む、産業財産権より広い概念です。


著作権法と不正競争防止法

著作権法と不正競争防止法については、短答式試験でのみ出題されます。したがって、産業財産権四法に自信のある受験生の中には、著作権法と不正競争防止法を捨てる人もいます。特に著作権法は条文が多く、効率よく勉強することが求められるからです。しかし、よっぽど自信がない限りは勉強しておく方が無難でしょう。


条約

条約は単独で出題されるのは短答式試験のみです。ただし、論文試験で特許法に条約を絡めた問題が出題されることがありますので、条約もしっかりと勉強しておく必要があります。晴れて合格して弁理士になった後でも条約の知識は実務レベルで要求されます。


選択科目

選択科目の受験が必要な方は、(1)地球工学、(2)機械工学、(3)物理工学、(4)情報通信工学、(5)応用化学、(6)バイオテクノロジー、(7)弁理士の業務に関する法律のうち一つを選択しなければなりません。理系の受験生は自分の専門分野を選択することになりますが、法学系の受験生は、(7)を選択することが多いようです。


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