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基本書ホーム > 基本書全受験生の間で標準的に使われている参考書を「基本書」と呼びます。 どの本を「基本書」と呼ぶかは受験生の間でも意見が分かれるところです。過去に「基本書」とされていても、改訂版が長い間出版されずに内容が古くなってしまい、あまり使われなくなってしまったものもあります。 また、予備校のテキストがあれば充分で、基本書は特に必要がなく、試験に合格してから読んでも遅くはないという意見もあります。 いずれも大きな本屋さんへ行かないと手に入らないことが多いです。発明協会の通信販売やアマゾンを利用すると良いでしょう。また、特許庁の地下の小さな本屋さんは、品数は少ないですが特許関係の本を扱っており、どなたでも5%引きで購入できます。 実用新案法、意匠法、商標法に関しては、現在のところ基本書に該当する書籍が極端に少ない状況となっています。過去にはありましたが、現在ではあまり使われておらず、しかも入手困難になっています。予備校のテキストを利用するのが一番効率が良いでしょう。不正競争防止法、著作権法に関しても同様の状況です。 産業財産権法四法に関しては書籍でありませんが、特許庁が発表している審査基準(特許庁のウェブサイトからダウンロードできます。)には必ず目を通しておきましょう。 |
工業所有権法逐条解説受験生の間で「青本」と呼ばれています。法令集と同じぐらい必携の書籍です。特に短答式試験対策には重要です。
商標に関しては青本に勝る基本書はないと言う人もいるぐらいですので、頼りになる存在といえます。予備校の短答式試験用のテキストと突き合わせて、ポイントを押さえておきましょう。また、分厚く重いので、カッターナイフ等を用いて自分で分冊して持ち歩くと良いでしょう。 (第18版、発明協会、2010年2月刊、税込み8400円) 産業財産権法の解説 平成6〜18年版上記の工業所有権法逐条解説(青本)は2001年に発刊されて以降、改訂版が出ていません。度重なる法改正に対応するため、青本を補うような形で毎年のように出版されるのが「産業財産権法の解説」です。受験生の間では「改正法解説書」や「改正本」と呼ばれています。 この本は論文試験で出題される重要ポイントが書かれているため、非常に重要です。ぜひ手に入れましょう。平成6〜18年に発行されたものが特許庁のウェブサイトからダウンロードすることもできます。しかし、製本されているほうが使いやすく、値段も高いものではないので、できれば購入することをおすすめします。 また、青本が改訂されていないため、最新版の平成18年度のものだけではなく、過去のものにも目を通しておきましょう。 (発明協会、値段は発行年によって異なる) 特許法概説長らく受験生必携の書とされてきた名著です。著者がお亡くなりになった後、熊谷先生が改訂された平成9年の法改正に対応した13版がオンデマンド版として出版されてきました。しかし、その後の改訂版が出版される見通しが立たないため、現在ではオンデマンド版も販売打ち切りとなり、入手困難となっています。法改正とあまり関係がない部分で、読んでおいたほうが良いと思われる部分も多いのですが、入手できないために現在の受験生の間ではあまり使われていないようです。 (第13版、吉藤幸朔著・熊谷健一補訂、有斐閣、2001年11月刊、オンデマンド版) |
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